2012年3月11日日曜日

3.11

普段まったくテレビは見ないのですが、追悼式のNHKを見ました。
一番フォーカスしなければいけないのは”復興”なんですね。
被災した方々が元の生活に戻れるような”復興”です。

ちょっと昔、東京が無差別爆撃によって焼かれたのは3月10日でした。
8万人以上の軍人以外の人々が一晩で焼かれました。
それだけじゃない!
数秒で10万人以上の殺傷能力。無差別殺戮のあの2発の爆弾!!!ガクガク(((n;‘Д‘))η
その時、どうやって復興したのか。それを調べてみたんですね。
だって、歴史に学ぶのが一番早い!

第2次世界大戦時、日本政府の負債は国家財産の9倍。
現在のGDP比200%(2倍)と似てるのかなんだか、違いがよくわかりませんが、
当時も政府はお金が無かった。今と同じです。
結局、現在復興費がなくて、財源確保に税金をあげようとしています(それだけじゃないと思うけど)
でも、デフレで消費が落ち込んでいる消費税を上げてもなぁ・・・消費落ちるだけじゃんね。

では、敗戦直後、お金なんかないし、オマケに賠償金を払わなければいけない状態で、
日本は何をしたのか? 
日本政府は1945年12月に預金封鎖と新円切り替えをしました。
預金封鎖って・・・・随分強硬な策ですが、やったんですね。
国民の預金を把握して、課税し、政府に無理やり取られました。
オマケに新円に切り替え、元のお金はゴミ同然。

でも、その後起こったのがハイパーインフレです。
コレのお陰で日本はものすごいスピードで復興し、戦後最短で先進国入りしました。
朝鮮戦争のお陰で、アメリカが日本にものすごいお金を落としたって言うのもプラス要因らしいんですが。
とにかく戦後復興は1年でできたことではないわけだから、
やっぱり、長いスパンで考えて被災地の復興を考えないといけないのかなぁなんて思った日曜の午後。

復興へのキーワードは”インフレ”。
待ってるよ~~~ デフレ飽きたよ~~~~~